限定50本生産のリペアジーンズは今季も継続
ジョンブル2009秋冬企画
ジョンブルは2009秋冬企画で得意のワーク、ミリタリーテイストを色濃く打ち出すとともにツイード素材のジャケットやセットアップなどのクラシカルなワークスタイルを取り入れる。
ワークテイストとして3〜4年前から開始した限定50本生産のハードにクラッシュさせてリペアしたジーンズを今回も継続する。スタッフが着用し、シワを付けてからそれに沿ってヒゲ加工を施す。加工も自家工場で行っており価格は5万円。これの量産版もありこちらは通常のデニム素材のほか、左綾デニムもある。クラッシュさせた部分にパッチワークを当て込んでワーク感覚を表現した。
一方、米国の量販店ストアブランドのような「チープ感のある」デニムワークパンツも打ち出す。こちらはアタリの少ないまっすぐなステッチで量産的な表情を与える。シルエットは細身ストレート、太めストレート、サルエルの3つを展開する。
ミリタリーでは定番のオリーブグリーンよりもアメリカ海軍などをモチーフとした黒やネイビーのパンツ、ジャケット、ツナギなどのアイテムを打ち出す。
(ファッションライター 南 充浩)