JC展でインデイゴ（藍）染めが体験できる！？
日本ジーンズ協議会が共同で400㎡のコーナー出展へ

JC展示会の日本ジーンズ協議会コーナー（予定イメージ）

JC展（JFWジャパン・クリエーション）が１０月７日（水）から９日（金）まで東京ビッグサイトで開催される。日本ジーンズ協議会（理事長　常見修二氏　会員企業数　50社）は今回、業界団体として共同で約400㎡のスペースを確保した出展を行う。イオンの８８０円ジーンズやユニクロの優勢など、国内ジーンズメーカーなどへの逆風も激しさをます昨今だが、この際NBブランド系「ジャパンジーンズ」の底力を海外バイヤーや国内業界に再認識してもらおうという狙いのようだ。

タイトルは「ジーニズム・ジャパンクオリティ」。単なる品質水準の良さをPRすることにとどまらず、もの作りの裏側にあるこだわり精神、エコなど環境への配慮などを含めた「安心・安全」への指向こそがジーンズの「クオリティ」というということのよう。 　現在の同協議会はNB（外資系含む）メーカーの他、綿紡績、商社、服資材企業、洗い加工業など多岐にわたる企業グループで構成されている。これらの出展企業によるコーナー分けは、「素材コーナー」、「ジーンズ製品コーナー」、「服資材コーナー」、そして洗い加工業も含め全般的に環境対応活動を紹介する「エココーナー」などだ。

インディゴ染め体験

３日間で約3.5万人を予定する来場者がもっとも興味を示すのは「インディゴ（藍）」体験コーナーだろう。特製の染色槽を持ち込み、一般の来場者に用意された白いハンカチを染めてもらう試みだ。近代的な工場では「ロープ染色法」で高速、連続工程で「糸染め」で行われるのだが、紺色に染める原理は同じ。今回は一見黄色に染まったハンカチが空気に触れて、あっという間に青色に変化する様子は大勢の感動を呼ぶだろうとのことだ。

株式会社エドウイン商事
専務取締役
小林　道和氏

また、JC本部が主催する有識者によるファッションセミナーに、日本ジーンズ協議会を代表してエドウインの小林道和専務が「世界が注目するジーンズの“ジャパンクオリティ”」というタイトルの講演を行う。アメリカ生まれのジーンズ、何故日本がそのもの作りで世界のトップレベルになれたのか、そして今後の課題は何かなどの話が聴ける。

JCについての情報、入場券割引などは http://www.japancreation.com/

上記｢フォーラム｣整理券も。

【今回出品する企業名】
アズマ㈱、伊藤忠商事㈱、㈱エドウイン商事、カイハラ㈱、倉敷紡績㈱、グンゼ ㈱
タカヤ商事㈱、テンタック㈱、東京吉岡㈱、東洋紡STC㈱、ナクシス㈱、
日清紡テキスタイル㈱、日本綿布㈱、㈱ビッグジョ、㈱フクイ、㈱ベティスミス、豊和㈱、
三菱商事㈱、㈱ミツボシコーポレーション、モリリン㈱、リー・ジャパン㈱、
レンチングファイバーズ、YKKスナップファスナー㈱、YKKファスニングプロダクツ販売㈱
（５０音順、モリリンとレンチングファイバーズは特別参加）